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プリプリ『Diamonds』『世界でいちばん熱い夏』を聴いて思うこと

プリンセス プリンセスのMVがYoutubeの公式チャンネルに上がっていて嬉しい。

発売時期的にリアルタイムで聴いたわけじゃないけど、この2曲はパワーもらえる曲。

今聴き直すと『Diamonds』『世界でいちばん熱い夏』の2曲は時間軸が異なるけど、同じ人生の中での曲のように思えてきた。


『Diamonds』 作詞:中山加奈子 作曲:奥居香


歌詞をしっかり見るまでは結婚ソング(=ダイアモンドもらえた)と思っていたけど、違っていた。

人生の中で起きる、良かった出来事、場面1つ1つが大事な宝物=ダイアモンド。それらがあってこそ今があるし、これからも動いていくよと言っている曲。

絶妙なのが最後のサビにある「子供に戻って…」という歌詞があること。大人になった成長、経験からのジレンマを感じ取れる。


歌詞に出てくる言葉を解説。

「スカイスレイパー」…超高層ビルのこと。 “摩天楼(まてんろう)”(=天に届かんばかりの高い建物)とも言われる。

「ブラウン管」…テレビのこと。ブラウン管とは使われていた表示部品のことで大きくて重い。今は液晶や有機ELといった薄いものに置き換わっている。

“ブラウン管じゃわからない景色が見たい”はテレビ越しじゃなくて、自分のこの目で実際に見たいということ。

「針」…レコードプレーヤーのレコード針のこと。針をレコードに落としてレコードの溝をなぞると音が出る。

“針がおりる瞬間”は新しいレコードを買って初めて聴くときのような新鮮な気持ちを指していると思う。


『世界でいちばん熱い夏』 作詞:富田京子 作曲:奥居香


これは夏をキーワードにしているけど、今の場所から出て飛び出そう、新しい経験をしようといった感じ。いろいろチャレンジしていこうという風に聴けるから元気になれる。


実はこの2曲のシングル発売は沢山あったのでWikipediaを参考にそれもまとめておく。(デジタル配信の内容は除きます)


『Diamonds』の発売遍歴

1989年4月21日に7thシングルとして発売。B面は「M」。みんな持っている再生機器が違う過渡期だったため、8cmCDシングル、レコード盤、カセットテープの3種類で出ている。

この後に2回、別の形でも発売している。

1993年10月21日に「Diamonds」「M」「世界でいちばん熱い夏('92 mix)」の3曲をセットにしたものを8cmCDシングルで発売。

2001年8月8日に「世界でいちばん熱い夏」とこの曲を両A面にしたマキシシングルが出ている。この曲はCMソングに使われた。


『世界でいちばん熱い夏』の発売遍歴

2ndシングルとして1987年7月16日にレコード盤で発売。実は「Diamonds」よりも発売は早い。

7thシングル「Diamonds」発売の後、8thシングルとして1989年7月1日に8cmCDシングルで再度発売。A面は「世界でいちばん熱い夏 <ORIGINAL VERSION>」、B面には「世界でいちばん熱い夏 <平成レコーディング>」をカップリング。主にライブや当時の音楽番組で使われたバージョンらしく最初にサビの歌い出しで始まり、最後の方の盛り上げ方も違う。

1993年10月21日に「Diamonds」「M」「世界でいちばん熱い夏('92 mix)」の3曲をセットにしたものを8cmCDシングルで発売。

2001年8月8日にマキシシングルとして発売。「世界で一番熱い夏」というTVドラマで奥居香(岸谷香)が主題歌「翼がなくても」を作詞・作曲を担当したことがきっかけ。「Diamonds」をカップリングにしたもの。

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